日本で引っ越し後に食べる料理と言えば「おそば」ですよね!
韓国ではと言いますと「ジャージャー麵」(発音:チャジャンミョン)です。
そんな韓国のジャージャー麺事情をお伝えします。
プチ韓国語講座
짜장면(チャジャンミョン)=ジャージャー麺
탕수육(タンスユク)=酢豚
짬뽕(チャンポン)=ちゃんぽん
韓国のジャージャー麺(チャジャンミョン)
韓国のジャージャー麺は日本のものと見た目も味も違います。
それがこちら↓↓↓
日本ではゆで麺の上にひき肉、タケノコ、しいたけ等を甘辛く煮たものに、キュウリやネギの千切りを載せて食べるジャージャー麺が一般的ですよね。
韓国では、豚肉、玉ねぎ等を炒めて韓国の黒味噌を和えて片栗粉でとろみをつけたどろっとしたソースが麺の上に載っています。それを箸を両手に1つずつ持って混ぜ合わせます。←これ韓国あるあるですよね。最初見た時は、このような混ぜ方もあるのかぁと衝撃を受けました。
(写真は混ぜ合わせた後のものです。食欲が前にでて混ぜ合わせ前のものを撮り損ねました・・・)
味も日本のものとは異なり、甘さが強めでコクがあります。
付け合わせは「たくあん」と「生たまねぎ」です。
辛くない韓国料理なので、辛いものが苦手な方やお子様でも安心して食べられます。
この「チャジャンミョン」、家庭で作るよりも食堂やデリバリーで食べることが多いんです。
引っ越し後には、このデリバリーですぐ頼める「チャジャンミョン」が韓国では良く食べられています。
そんな「チャジャンミョン」、
東京で食べるならこちらの「香港飯店0410」がおススメです!
かの有名な韓国の料理研究家のペク・ジョンウォン氏のお店です。
レストランを何店も経営していて、韓国のテレビ番組にも良く登場する方です。
「香港飯店0410」は本場韓国のお店の日本支店なので味は本場です。
韓国の酢豚(タンスユク)はジャージャー麵とセット!?
そして、韓国で「チャジャンミョン」とよく一緒に食べられるのが「タンスユク」(韓国版酢豚)です。この「タンスユク」は「チャジャンミョン」を食べている時のお口直しにとても良いお味です。
豚肉にたっぷりの衣をつけて揚げられており、人参、玉ねぎ等の野菜が入った甘酸っぱい餡をかけて、もしくは付けて食べます。
餡をかけて食べる人、付けて食べる人、好みが分かれるので、韓国の方と一緒に食べる際は要注意です!
ただし、この「タンスユク」は油でしっかり揚がっており、甘い餡をかけて食べるので、油っこいものや甘いものが苦手な方にはおススメできないかもしれません。
こちらも「香港飯店0410」で食べられます。
韓国式中華料理ツートップの片割れ(チャンポン)
韓国式中華料理「チャジャンミョン」のツートップの片割れとして名をはせるのが「チャンポン」です。この「チャンポン」も日本と異なります。
日本ですと野菜と魚介が入った白いスープの麺を想像しますが、韓国の「チャンポン」は具材はほぼ同じですが唐辛子が入っているので赤いです。そして辛いです。でも美味しいです。
チャジャンミョンもチャンポンも韓国式中華料理店で食べられます。
夫と食べる際は、夫が「チャジャンミョン」私が「チャンポン」+「タンスユク」というようにシェアして食べれるように注文します。
シェアして食べるのが気にならない方は、両方味わえるのでおススメです!
こちらももちろん「香港飯店0410」で食べられます!
ブラックデーには「チャジャンミョン」!?
韓国にはバレンタインデー、ホワイトデーの他に
「ブラックデー」なるものがあるのをご存じでしょうか。
4月14日にバレンタインデーやホワイトデーに何ももらえなかった人が
暗い気持ちを吹き飛ばすように黒い色の「チャジャンミョン」を食べるそうです。
なんだか悲しい日のようですが、美味しい「チャジャンミョン」を食べれるならいいですよね。
家で食べるならインスタント麺
なかなか、新大久保に行けなかったり韓国に行けなかったり
することもあるかと思います。
そんなときには、インスタント麺がおススメです。
有名なのは映画「パラサイト」でも登場した『チャパグリ』の
『チャパゲティ』ですよね。
『チャーワン』『チャジャンミョン』もあります。
お好みのブランドを探してみるのもいいかもしれません。
韓国人の夫はこのジャージャー麵にご飯を混ぜ合わせて食べていました。
なんとも韓国流ですよね。
一緒に食べる付け合わせとしては、茹で卵、キムチ、焼いた豚肉等がおススメです。
今回は韓国式中華料理についてご紹介いたしました。
中国から来た料理も韓国のアレンジが加わって面白いですね。